λに歯がない [森博嗣]
久しぶりに読書をした.
ちなみに,この前に読んだのも森博嗣博士の「四季 春」だった.
これは,まだ「本棚」にはUpしていない.
本書を読むきっかけは,新聞広告である.
その新聞広告で,「萌絵が過去・・・」と書かれていたので,
読んでしまったのである.
ひょっとしたら,石橋 敲,西之園萌絵のファンなのかもしれない.
トリックは,建築が専門でない石橋 敲としては面白かった.
本文中に,刑事コロンボシリーズのトリックを連想させる文もあった.
「死」について,哲学的に少々考えたような気もした.
しかし,これまでGシリーズを1冊も読んでいなかったためか,
単独のミステリーとしては,
トリックを徐々に明らかになっていくという
面白味に少々欠ける気がした.
どちらかと言うと,
「萌絵の成長」や「今後のGシリーズへの伏線?」が
メインのような感じがした.
最後の方が読みとばし気味だったせいか,
どうして「λ」なのかは,まだ理解していない.
もう1度読まないといけない・・・
λに歯がない 森 博嗣 (2006/09/06) 講談社 この商品の詳細を見る |
21st/Sep./2006 [日記帳]
今月初めに,
10月上旬にN市で開催される公開シンポジウムに申し込んだ.
一昨日,そのシンポジウムのHPを見ると,
申込者には受理通知を出した旨の告知がなされていた,
石橋 敲は受理通知を受け取っていなかったので,
シンポジウム事務局に連絡した.
昨日,シンポジウム事務局から以下の内容のメールが届いた.
1.石橋 敲からの申し込みメールを探したが,発見できなかった
2.検討するので,再度,申し込み書を送って欲しい
今朝,出勤すると,
今月初めに送ったシンポジウム申し込みのメールが,
エラーで戻ってきていた.
エラーメッセージを読んでみると,
先方のメールサーバーがGreylistingという
スパム&ウィルス対策のシステムを導入しており,
そのために上手く届かなかったようである.
このシステムは初めて届いたメールを1度保留にして,
再送してくるのを待つという乱暴なものである.
現在,会社の担当部署で調べてもらっているが,
隣の課のO社員が言うには,
先方のサーバーのポリシーと
会社のサーバーの再送ポリシーとに齟齬があったため
届かなかったのではないかとの事であった.
事実,あるサイトでは,
こういうトラブル=重要なメールが届かないトラブル
が起きた事が報告されていた.
公に参加者を募集しておきながら,
申し込みを受け付けるメールサーバーは
「一見さんお断り」とは非常に不愉快な話である.
21st/Sep./2006 [NOTE]
最近,石橋 敲はネット生活の大幅な撤退を考えている.
これは,ネット上の友人がリアルの友人と同様に少なくなったことと,
ネット社会に魅力を感じなくなったためだ.
事実,最近,プライベートアドレスに届くのは
スパムメールばかりである.
つまりメールを送ってくれる友人がいないのである.
また,今流行りのSNSも面白いとは感じなかった.
これまでインターネット上にあったツールを
まとめた印象しかなかった.
1999年6月からやっていたWeb日記(blog),
現,「ぐうたら化学者の雑記帳」も閉鎖しようと考えていた.
これは,2005年7月に民間企業に転職し,
守秘義務のために研究の事が書けなくなり,
単にプライベートを暴露しているだけで,
公開する意義を見出せなかったからだ.
先日,MSNメッセンジャーで
ネット上の知人のKEI博士と話していて,
”石橋 敲自身の備忘録&考えや感情の整理のためにblogを書き,
石橋 敲が継続するためにblogを公開しよう”
という結論に至った.
従って,このblogは他人から見ると全く面白くないと考えられる.
どこか他のサイトにblogを引っ越そうと考えたのだが,
いい引越し先がなかったので引き続き
ここを使っている.
しかし,blogタイトルを
「ぐうたら化学者の雑記帳」
から,
「ぐうたら化学者の本棚?」
に変更し,
石橋 敲のプライベートは
「日記帳」というカテゴリーにまとめる事にした.