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27/Oct/2010 [愚痴]

 ここ1ヶ月ほどバタバタしていた。
と言うのは、石橋・父に胃がんが発見されたからである。

胃がんの中でも早期のため、手術すれば根治する確率は非常に高いのであるが、
石橋・父、これまで健康で医師の診断を受けたことも数少なく、入院や手術をしたことがなく、
おまけに医者嫌いなので、最初の頃は少々ゴネていたのである。

一応、先週、検査入院を終え、今週土曜日に手術のために入院し、
来週の月曜日に手術という予定になっている。


 今回、かかりつけ医、近くの小さな総合病院、手術のための私立医科大の付属病院と
3つの病院で診て頂くことになった。

最も説明が下手だったのは、近くの小さな総合病院の内科医であった。
胃がんに関する知識がなければ、チンプンカンプンな説明だった。

私立医科大の付属病院は比較的待ち時間が少なかったものの、
差額ベット不要の病室が少なく満員状態で、
差額ベットで商売していると言われても過言ではない感じだった。
主治医のM教授の説明はかなり分かりやすかった。

かかりつけ医は石橋・父が病院嫌いであることを熟知しており、
石橋・父にプレッシャーをかけて小さな総合病院で検査を受けさせた。
これが胃がんの発見につながったのである。
さすが、かかりつけ医!

7/Oct/2010 [愚痴]

 昨日、ノーベル化学賞の発表があった。
今年度の受賞者は、

Richard F. Heck教授(University of Delaware)
根岸英一特別教授(Purdue University)
鈴木 章名誉教授(北海道大学)

の3人であった。
受賞理由は、
”有機合成におけるパラジウム触媒クロスカップリング”

少なくとも日本では、鈴木カップリングと言って有名な反応である。

と言っても、石橋 敲、今の会社に入るまで鈴木カップリングという反応名を聞いたことがなかった。
石橋 敲、一応、錬金術師ではあるが、有機化学合成は大学3年の時の学生実験を最後に、
この20年弱全くと言っていいほどやっていないのである。
使えない錬金術師と言われるときもある。
石橋 敲の専門は物理との境界領域なので化学合成はほとんどしなかったのである。

実は、石橋 敲、鈴木 先生の講演を聞いたことがあるらしい。
今朝、上司が朝会で、数年前に勤務先に鈴木先生が来社されて講演をされたことを述べていたのを聞いて、
そう言えばそういう事があったなぁと思いだしたのである。
ちなみに石橋 敲の同僚のWさん(♂)は、鈴木カップリングをしない日はないと言って過言ではない。
Wさん(♂)は化学合成屋さんなのである。


ちなみに、物理学賞は

Andre Geim教授(University of Manchester)
Konstantin Novoselov博士(University of Manchester)

の2人だった。
受賞理由は、
”二次元物質グラフェンに関する先駆的実験”

物理学科出身の上司のO主任研究員に聞いたところ、

”物理学的には、カーボンナノチューブよりグラフェンの方が面白い”

とのことであった。
錬金術師としては、カーボンナノチューブの方が馴染みがあるのだが・・・


2/Oct/2010 [愚痴]

 今日は、「なにわ大学(仮名)」のK名誉教授のずいほう瑞宝中綬章の受賞パーティに出席した。
実は、石橋 敲、Ku名誉教授の退官と入れ替わりに4年生として研究室に配属になったので、
正確にはK教授の教え子ではないのである。
次の教授が決まるまでに時間がかかり、
その間に「みちのく大学(仮名)」に転校しているので
拡大解釈?でK研究室のOBとしてカウントされているようである。

久しぶりにK教授をはじめとする先生方や先輩にお会いして、良い刺激を受けた。

 K教授は、偉ぶらない、謙虚が服を着ているような方で、
新たに研究室配属になった4年生に対しても、
研究者としては対等な立場だと言い、「先生」と呼ばせなかった方である。
石橋 敲を直接の指導教官だった現・駿河遠江大学(仮名)のM教授(当時、助手)も同じスタンスだったため、
今でも偉い教授を「さん」づけしていまうことが普通である。
このような雰囲気は理学部系に多くみられ、
工学部系では、ちゃんと「先生」と呼ばないと大変な事になるらしいと聞いたことがある。

 今回の受章パーティはK先生の意向もあり、同窓会の雰囲気で楽しく行われた。
学生時代に指導をして頂いたこともあるO教授は既に定年退官されて悠々自適の生活を送っておられ、
1年後輩のI博士は、稲門大学(仮名)の准教授に出世しているなど、
久しぶりに交流し、近況を聞くことが出来た。

 会費制だったので会費を払い込み、一張羅のスーツを着て、
何も考えずに青いラインの超特急に乗って行ったのであるが、
帰りにK教授から過分な手土産(引き出物)を頂いてしまい、
恐縮するとともに自身の配慮の足りなさを恥じている。
このようなパーティはナカナカ難しい。。。



 昨夜は同僚のM博士の結婚お祝いパーティがあった。
共通の趣味が縁で奥様と知り合ったとのことであった。
Y課長級研究員がアルコールの助けを借りて、
参加者が知りたがっている情報をストレートに質問していた。
最近、職場であまり良い話題がない中で、久しぶりに楽しい時間であった。



 イチロー選手とクルム伊達公子選手が活躍している。
スポーツ選手に取って加齢は難しい問題であると思うのであるが、
両選手とも上手に年を重ねているようである。
石橋 敲も、両選手のように上手に年を重ねていけたらいいなぁと思ってはいるが、ナカナカ・・・

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