24th/Sep./2006 [日記帳]
今日,英語の家庭教師のレッスンまでの時間と,
母親の見舞いの往復の電車の中で,
昨日購入した「カクレカラクリ(森博嗣)」を読了した.
感想は,「カクレカラクリ」のタイトルでUp済み.
昨日,何か書き忘れたと思っていたのだが,
今日,電車の中で思い出した.
昨日のasahi.comの記事の中で,
があった.
これは,国立社会保障・人口問題研究所がまとめたものらしいが,
18〜34歳の結婚歴のない独身者の中で,
男性の52.2%,女性の44.7%が
交際している異性がいないらしい.
男性の数字には納得するが,
女性の数字には納得できないものがある.
これまでの石橋 敲経験からすると,
女性の数字はもっと低いように思われる.
いわゆる「彼氏」のいる独身女性がほとんどであった印象がある.
ひょっとすると,数字は正しいのであるが,
交際している異性がいない歴が,
男性の方が女性より圧倒的に長く,
そのため石橋 敲は,
上記のような印象をもってしまったのかもしれない.
今,数ヶ月前によくTVに出ていた
真面目な出会いサイトに登録して交際相手を探しているが,
このサイト,イマイチかもしれないと思ってきた.
と言うのは,石橋 敲のプロフィールを見た人の履歴が,
数日前に大きく減少したのだ.
試しに,履歴から消えた女性の1人を検索してみると,
まだ在籍しておられるようだ.
つまり,システムが不安定なのか,
故意に履歴を操作しているのである.
だからと言って,
コミュニケーションを取るのに今のところ何ら支障はないのであるが,
インターネットのサイトでシステムを信用できなくなるのは,
致命的ではないかと思う.
それなら,このブログで公募した方が速いかな?(笑)
例えば,1kg500円とかの値札をつけて(苦笑)
この場合,石橋 敲,約100kgなので,約50000円か・・・
カクレカラクリ [森博嗣]
この作品は,某清涼飲料水メーカーがスポンサーとなって,
森博嗣作品を初めてTV映像化されたらしい.
と言うよりは,ドラマのために作られたという話も聞いている.
確かに,原作本の中に,その清涼飲料水が出てきている.
今,mixiのコミュを覗いたら,かなり酷評もあるようである.
確かに,原作の方が,
「カラクリ」もスケールが大きく面白いし,
どんでん返しも面白い.
タイトルにも納得できる.
しかし,主要4人物のキャラクター設定は,
TVドラマの方が明確で一般受けしてよかった.
TV映像化にあたって,
原作の「カラクリ」を利用することが無理だったとは思えない.
たぶん,脚本家か監督が「カラクリ」や
森作品の特徴を理解できなかったのであろう.
森作品では,
最後になっても謎を全てをクリアにしない傾向がある.
つまり,多くののミステリーで見受けられる,
いわゆる探偵役が,最後に客観的視点から見たように,
全ての謎解きをするのではなく,
探偵役の視点からみて分からない事は分からないままなのである.
直近に読んだ「λに歯がない」とは異なり,
ミステリィ?そのものを楽しめた作品であった.
TVドラマの方は,「カラクリ」を矮小化しすぎだと思う.
某清涼飲料水メーカーは大企業なのだから,
あそこまで矮小化しすぎると,
かえって企業イメージのダウンになるのではないかと思うが・・・
この作品については意見を交換をしたいところであるが,
近くに森作品に詳しい人がいないのが残念である.
カクレカラクリ—An Automation in Long Sleep 森 博嗣 (2006/08) メディアファクトリー この商品の詳細を見る |